愛犬おやつ大好き!もっと食べたいなー!



喜ぶ姿が可愛くてついついあげちゃうのよね~!
愛犬におやつをあげると喜ぶ姿がかわいくて、つい多めに与えてしまう…そんな経験はありませんか?
しかし「犬 おやつ 適切量」が気になって検索している方の多くは、「あげすぎで病気にならないか」「1日何回くらいが安心なのか」といった不安を抱えています。
結論から言うと、おやつの与え方には目安となる適切量があり、それを守ることで愛犬の健康維持が可能です!
この記事では、犬におやつを与える際の適切量の考え方、1日あたりの回数の目安、さらにあげすぎによって起こりやすい病気についても解説します。
大事な家族である愛犬の健康を守りつつ、おやつを上手に楽しむ方法を一緒に確認していきましょう!
ぜひ最後までご覧ください。
犬のおやつ適切量とは?基本の考え方


愛犬にとっておやつがもらえることは、心躍るとても嬉しい時間です。
けれどおやつをあげすぎると健康面が心配ですよね。
基本の考え方をみてみましょう。
犬のおやつは「主食の補助」として考える
犬にとっておやつは嬉しいご褒美であり、しつけやコミュニケーションに欠かせない存在です。
しかし栄養面から見れば、おやつはあくまで「主食の補助」にすぎません。
ドッグフードには犬に必要な栄養素がバランスよく配合されているため、基本的にはそれだけで十分です。
おやつを与えすぎてドッグフードの摂取量が減ると、栄養バランスが崩れ健康を損なう恐れがあります。
体重や年齢によって適切量は変わる
犬のおやつの適切量は一律ではなく、犬の体格や年齢によって変わります。
例えば、体重3kgの小型犬と20kgを超える大型犬では必要なエネルギーが大きく異なるのです。
さらに、活発な若い犬とシニア犬でも消費カロリーに違いがあり、同じ量を与えても健康への影響が変わってきます。
したがって、愛犬に最適な量を知るためには、体重・年齢・活動量を総合的に考慮することが欠かせません。
愛犬の体重変化も観察しながら、適切量をみていきましょう。
おやつのカロリー計算の目安
一般的に推奨される目安は「1日の総摂取カロリーの10%以内をおやつに充てる」というものです。
たとえば1日に400kcalを必要とする犬の場合、おやつは40kcal以内に収めるのが理想です。
このルールを守ることで、肥満や生活習慣病のリスクを減らせます。
おやつのカロリーを把握するためには、パッケージの成分表を確認したり、必要に応じて小さくちぎって与える工夫も有効です。
ちなみに1日の総摂取カロリー(1日のエネルギー要求量)の計算方法は下記の通りです。
1日のエネルギー要求量の求め方
①安静時のエネルギー要求量×②活動係数
まず安静時に必要なエネルギーの量を計算します。
安静時のエネルギー要求量=70×体重0.75
電卓で簡単に計算するには
- 体重×体重×体重
- √を2回押す
- 70をかける
①で求めた数字に下記の②活動係数をかけます。
| 生後4ヵ月未満 | 3.0 |
| 生後4~9ヵ月未満 | 2.5 |
| 生後10ヵ月~12ヵ月未満 | 2.0 |
| 不妊去勢をしている成犬 | 1.6 |
| 未不妊・未去勢の成犬 | 1.8 |
| 肥満傾向 | 1.4 |
| 減量中 | 1.0 |
| 高齢 | 1.4 |
| 安静 | 1.0 |
①×②で1日のエネルギー要求量がもとめられます。
犬におやつをあげすぎるとどうなる?


心配なのは、おやつのあげすぎが習慣化していた場合ですよね。
愛犬の健康に与える影響はどのようなものがあるのでしょうか。
一つずつ確認していきましょう。
肥満や糖尿病などの生活習慣病
おやつの与えすぎが引き起こす最大のリスクは肥満です。
犬は人間と比べて基礎代謝が低く、少量のカロリーオーバーでもすぐに体重が増えてしまいます。
肥満になると関節に負担がかかり、糖尿病や心臓病のリスクが高まります。
特に小型犬は体重の増減が顕著に健康へ影響するため注意が必要です。



定期的に動物病院で確認してもらうのもいいですね!
歯のトラブルや消化器への負担
砂糖や脂質を多く含むおやつは歯石や虫歯の原因となり、口腔環境の悪化を招きます。
また、脂っこいおやつや添加物の多い製品は消化器に負担をかけ、下痢や嘔吐を引き起こすことがあります。
胃腸が弱い犬やシニア犬では特に影響が出やすいため、慎重に選ぶことが大事です。
行動面への影響(わがまま・偏食など)
おやつを頻繁に与えると、犬が「おやつしか食べない」と偏食に陥ることがあります。
また、飼い主におねだりする行動が強くなり、わがままな性格に見えることもあります。
食習慣だけでなく行動にも悪影響を与える可能性があるため、適切量を守ることはしつけの観点からも重要です。



うちのわんちゃんもおやつを食べるためにごはんは後回しになってることがあるわ……
犬のおやつは1日何回が安心?


ではわんちゃんに与えるおやつの回数は1日何回までが安心でしょうか?
またその量はどのくらいがいいでしょうか。
安心して与えれる量を知って、心置きなくわんちゃんにおやつを楽しんでもらいましょう!
しつけ用とご褒美用で考える適切な回数
犬におやつを与える際は「しつけ用」と「ご褒美用」に分けて考えるのがおすすめです。
しつけ用のトレーニングでは一度に多く与える必要はなく、少量をこまめに繰り返すことで十分効果があります。
一方で、特別なお出かけやイベントの際には、やや大きめのご褒美として与えるのもよいでしょう。
1日の摂取カロリーから逆算する方法
「1日何回」という基準は犬によって異なるため、カロリーから逆算するのがもっとも合理的です。
たとえば、合計で40kcal分のおやつを与えられる場合、1回あたり10kcalを4回に分けてもよいし、20kcalを2回に分けても構いません。
重要なのは回数ではなく、総摂取量を適切に保つことです。
おやつの回数を減らしたいときの工夫
ちょっとうちのこのおやつ、適量をオーバーしちゃってるわ……という飼い主さまには、おやつの回数を減せる工夫をお伝えします!
少しでもわんちゃんに喜んでもらって、健康面も安心したいのが飼い主さまごころですよね。
フードを小分けにして使う
普段のドッグフードを小分けにしておやつ代わりにすれば、余分なカロリー摂取を避けながらしつけにも活用できます。
愛犬にとっては「特別に与えられた」という体験そのものが喜びにつながるため、内容よりも与え方が大切です。
低カロリーおやつを選ぶ
ジャーキーやビスケットだけでなく、野菜やフリーズドライフードなど低カロリーのものを選ぶと安心です。
カロリーを気にせず回数を増やせるので、健康管理にも役立ちます。
犬のおやつ選びで知っておきたいポイント


犬のおやつは、与える量だけでなく「どんなおやつを選ぶか」も健康を左右する大切なポイントです。
市販品の中には犬にとって負担の大きい成分が含まれているものもあり、注意が必要です。
さらに、年齢や体質に合わないおやつを選ぶと、思わぬ体調不良を招くこともあります。
ここでは、愛犬に安心して与えられるおやつ選びの基本を解説します。
添加物や塩分に注意する
人間用のお菓子は犬にとって塩分や糖分が過剰で、最悪の場合中毒症状を引き起こすこともあります。
犬用おやつでも添加物や保存料が多い製品は消化器に負担をかけるため注意が必要です。
成分表示を確認し、できるだけシンプルな素材を使ったものを選ぶのが理想です。



弊社のおやつのジャーキーやチップスは余計な添加物や保存料は一切入っていません!
素材そのままをオーブンで焼き上げたおやつなので安心してあげられます。
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年齢や体質に合ったおやつを選ぶ
子犬にはカルシウムやタンパク質を補えるもの、シニア犬には消化しやすく柔らかいものが適しています。
また、食物アレルギーがある犬にはアレルゲンを避けた専用おやつを選ぶなど、体質に合わせた選択が重要です。
手作りおやつという選択肢
愛犬に安全なおやつを与えたいと考える飼い主さまの間では、手作りおやつも人気です。
鶏のささみや野菜を茹でて与えるだけでも十分なおやつになります。
保存料や添加物を避けられるメリットがある反面、栄養バランスや保存方法には注意が必要です。



茹でたお肉やお野菜も喜びますね。手間な時は無添加のおやつも重宝します!
犬のおやつ適切量を守るための実践方法


犬のおやつの適切量を守るには、日々のちょっとした工夫と意識づけが欠かせません。
どんなに気をつけていても、無意識のうちに量が増えてしまうことはよくあります。
ここでは、愛犬の健康を維持するために実践できる具体的な管理方法をご紹介します。
記録して管理する
与えたおやつを毎日記録することで、無意識のうちにあげすぎてしまうことを防げます。
スマホのメモアプリを活用したり、カレンダーに記録するだけでも管理がしやすくなります。
動物病院で相談する
犬のおやつ適切量は体重や体質によって大きく変わるため、定期的に獣医師に相談するのが安心です。
肥満傾向がある場合には具体的な減量プランを提案してもらえることもあります。
家族でルールを統一する
家族の誰かが知らないうちにおやつを与えてしまうと、適切量を大幅に超えてしまいます。
家族でルールを統一し、与える時間や量を共有することで、健康管理がぐっとしやすくなります。
まとめ|犬のおやつ適切量を守って健康的に楽しもう
犬にとっておやつは大きな楽しみであり、飼い主との信頼関係を深める大切なツールです。
しかし「犬 おやつ 適切量」を守らなければ、肥満や病気、行動面の問題を招く恐れがあります。
おやつは1日の摂取カロリーの10%以内を目安に、体重や年齢、体質に合わせて調整しましょう。
与える回数はカロリーの範囲内であれば自由に分けられますが、与えすぎを避けるための工夫が必要です。
添加物の少ないおやつを選び、場合によっては手作りするのもよい選択肢です。
さらに、記録や家族間のルールを活用して日常的に管理すれば、安心しておやつを楽しめます。
愛犬がいつまでも元気で過ごせるように、適切量を意識しながら、おやつを「健康を守りつつ楽しむ」ためのツールとして活用していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。






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